モリちゃんの酒中日記 3月その5

3月某日
名古屋の「我が家ネット」の児玉さんが上京。SCNの高本代表と神田の葡萄舎で会うことにする。児玉さんが家でウサギを飼っていたことを思い出して日本橋の「うさぎや」で和菓子を買う。6時に葡萄舎に着くと児玉さんと高本さんはすで来ていた。児玉さんから「ふりかけ」、高本さんからはお菓子を頂く。「森田さん、最近どうですか?」と聞かれたので「絶好調!」と答えると「本当にそうみたいですね」と返ってくる。組織に所属しないというのは実に気分がいいものだ。児玉さんが飼っていたウサギは昨年、亡くなったそうだ。遅れて高本さんの旦那さん、社会保険出版社の高本社長が参加。高本社長にすっかりご馳走になる。

3月某日
西新橋の「びんちょろ」で元厚労次官の阿曽沼さんと5時半に待ち合わせ。少し前にHCMを出ると阿曽沼さんが前を歩いていたので声を掛ける。せっかくなのでHCMに戻って大橋社長に阿曽沼さんを紹介する。「びんちょろ」では昼ご飯は食べたことはあるが夜は初めて。お刺身はじめなかなかおいしかった。阿曽沼さんは新幹線で京都に帰るというので7時過ぎにお開き。阿曽沼さんにご馳走になる。

3月某日
HCM社にデザイナーの土方さんと映像の横溝さんが来る。家具転倒防止の研修用ビデオの打ち合わせ。HCM社の真ん前が「南桜公園」で桜が満開なので、大橋社長の提案でブルーシートを敷いて花見をすることに。ビール、日本酒、焼酎ですっかりいい気持になる。電車で寝てしまい終点の取手まで乗り過ごす。

3月某日
年友企画で編集に携わっていた雑誌「へるぱ!」の編集会議を社会保険福祉協会で。その後、医療介護福祉政策研究フォーラム(虎ノ門フォーラム)の中村秀一理事長を訪問。私は3月から社会福祉法人にんじんの会の評議員を務めているが、この日は評議員会が法人本部のある立川で開催されるために、先輩評議員の中村さんが一緒に行ってくれることになった。虎ノ門から銀座線で赤坂見附へ。赤坂見附から丸ノ内線で四谷、四谷で中央線に乗り換える。ちょうど通勤ラッシュ時だったが中野あたりから座ることができたが中村さんは立ちっぱなしだった。定刻の10分ほど前に法人本部に着く。中村さんが議長になって評議員会が始まる。主に中長期計画を審議。職員が主体となって計画を練り上げたというがなかなか立派な計画で感心した。評議員会には遅れて川村女子大学の吉武民樹さんが参加。
評議員会の後の懇親会に中村さんや吉武さんと参加。懇親会では「吉武節」がさく裂。佐川前国税庁長官の国会喚問から始まり、吉武さんの厚生労働省時代のエピソードが明かされる。隣に座った法人の石川常務に「面白いでしょう?」と聞くと「面白いですねー」と感服していた。吉武さんと私のために法人が立川のパレスホテルを予約してくれていたのでそこに宿泊する。

3月某日
朝、吉武さんから「昭和記念公園」がホテルの近くにあって桜の名所らしいから行こうとの電話。昭和記念公園に着くと桜が満開であった。公園内を巡回する列車仕様のバスに乗車。桜を満喫する。吉武さんが車で来ていたので一緒に花小金井の荻島道子さんを訪問することにする。荻島さん20年以上前に亡くなった厚生省の荻島国男さんの奥さん。吉武さんや阿曽沼さん、唐沢さん、今、アゼルバイジャン大使の香取さんたちが当時の部下で同期には江利川さんや川邉さん、宮城県知事をやった浅野さんがいる。
茅ヶ崎へ向かうという吉武さんと別れ、私は花小金井から西武線で新宿へ。虎ノ門で打ち合わせた後、京大東京事務所の大谷さんと神田駅北口で待ち合わせ。前に2人で行った「トリ酒場」へ行く。ここは「全品290円」という安さが魅力の店。2人でいい気持ちになってひとり2000円ほど。私は大谷さんと2人の呑み会を勝手に「千ベロの会」と名付けている。「1000円でべろべろ」という意味である。我孫子で駅前の「愛花」に寄る。看護師養成の大学で助教をしている佳代ちゃんがいる。4月から大学を移るという。